MD5のハッシュ値変換と逆変換サイトの使い方


MD5とは
MD5とは|Message Digest 5 : 意味/定義 – IT用語辞典

以前お客さんに連携する値を調べてたら、古いDBでMD5でハッシュ化されてて詰みかけたが、ググったら解析できたのでまとめ。

MD5はハッシュ化のアルゴリズムで、暗号化とは違う

大前提として、ハッシュ化と暗号化は違う。
ハッシュ関数は不可逆な一方向関数を含むため、元の値を戻すことはできない。
一方、暗号化の場合は複合化すると元の値を割り出せる。

つまり、ハッシュ化されている文字列の元の値を調べるには、
値のあたりをつけて平文からハッシュ化し、同じ文字列になったか調べる必要がある。
「えーっ、じゃあ総当たりで全部調べるの?」っていう人のために、
過去に検索・ハッシュ化で使われ文字列をDBに入れてハッシュ値から検索できるようにしたサービスorツールで検索するとよい。

ハッシュ化された元の値を調べる。逆変換サイトの使い方

一例として、ハッシュ化された値「5f4dcc3b5aa765d61d8327deb882cf99」を
以下サイトで調べる場合の方法を説明する。
MD5変換(MD5),MD5逆変換(MD5Reverse)

①ページ下の「■MD5逆変換をします。(Reverse MD5)」にハッシュ値を入力。逆変換をクリック

②逆変換の結果がでる。この場合、サービス内でキー値の登録があったので値が検索できた。元の値は「password」だとわかる。

③念のため「■MD5変換をします。(Convert MD5)」で元の値「password」をハッシュ化し、比較もしておく。

やった!あってたね!

それでも見つからない場合

検索したwebサービス内でハッシュ値が見つからない場合、他のwebサービス・ツールで調べるか、地道に正解のあたりをつけて、ハッシュ化⇒比較を繰り返すしかない。
ちなみに、以下サイトもおすすめ。
MD5 Encryption: Encrypt & Decrypt MD5 Hashes

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